昔々のお話です
小学生の娘が言いました。
「犬を飼いたい!」と。
母は、「無理無理!お世話できないでしょう?」と答えました。
娘「お散歩は私がします!ごはんも私があげます!うんちもおしっこも私が片付けます!だから、犬を飼わせてください!」
ペットショップに行くたびに娘は犬を飼いたいと言い続け・・・。
毎日毎日、犬を飼いたいと言い続け・・・。
根負けしたじじばばが、親戚のトリマーさんにお願いして、マルチーズの子犬を買ってくれました。
真っ白いマルチーズの女の子、みるちゃんが家にやってきました。
それから16年
・・・はい。予想通りの展開でした。
娘がお世話をしたのはほんの数日のこと・・・。
学校から帰ってきてから、近所の公園にお散歩に行ってくれた時期もありましたが、お世話はすべて母がすることに。
元気だった犬の介護が必要になった時も、娘はお世話をすることなく・・・。
母が介護を続け、みるちゃんの最期を看取りました・・・。
16年一緒にいると、自分の子供と同じですよね。
犬は人間よりも早く成長して、そして先に逝ってしまう・・・。
当たり前のことなのに、全く考えていませんでした。
悲しくて悲しくて、ペットロスになり・・・。
こんなに悲しいお別れをもう二度としたくないと思い、犬はもう飼わないと心に誓った母でした・・・。
それでもどうにも寂しくて、我慢できずにセキセイインコのピーちゃんをお迎えすることになりました。
そしてピーちゃんを溺愛する日々を送っておりました。
なかなかじっとしていてくれないので、ボケボケですみません^^;
首をかしげるポーズがかわいいと、ピーちゃんはおそらく自覚しているのではないかと最近思います・・・。
デジャヴ?
ある日、大人になった娘が言いました。
「犬を飼いたい!」と。
母は、「無理無理!お世話できないでしょう?前科ありましたよね?」と答えました。
娘「私はもう大人なんだから、前みたいなことにはならないから! 自分でお世話もできるし、自分が働いたお金で犬を迎えるんだから、口出ししないで!」
母「私は反対です!お世話は手伝いません。介護もしません。介護は本当に大変だし、もうあんなに悲しい思いはしたくないから。」
娘「今度飼うワンちゃんが介護が必要な頃には、独立してるはずだから、介護させるとか、最後を看取るとかそういうことにはならないから。」
真っ白いマルチーズの男の子、しーちゃんがやってきました。
まだ3か月です。
お店にいる時は、それはそれはおとなしくて、すぐ寝ちゃう可愛い男の子でした(娘の話では)。
家に来てからは、大暴れしています^^;
ぬいぐるみをブンブン振り回し、私の服の袖に噛みついてぶら下がり・・・^^;
足に噛みつき、手に噛みつき、ジーンズを引っ張り^^;
聞いていた話とは全くの別犬!
そして、予想通りの展開です^^;
娘がお仕事で外出している間は、母がお世話をすることに・・・^^;
デジャヴ?
「犬を飼うことに反対している母が、なんでお世話をしないといけないの~^^;」と心の中で毎日叫んでおります・・・。
それでも、動物が大好きなもので、やっぱり可愛いです^^
結局お世話をしてしまうという母の性格を、娘はちゃっかり利用?していますよね。
ワンちゃんは家族です!
ワンちゃんをお迎えするには、家族全員の協力が必要です!
セキセイインコも家族です!
セキセイインコをお迎えするのにも家族全員の協力が必要です!
ペットをお迎えする前に、家族の協力があるかどうか、そして、病気の時や介護が必要になった時にもちゃんとお世話をできるかどうか考えることが必要だと思います。
しーちゃんについては別記事で改めてご紹介したいと思います。
という記事を書いたのは、昨年3月のことでした・・・^^;